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廃墟あるある…?

鈴山リイチ

ツイッターで『つれづれ廃墟』のモーメントをまとめたこのタイミングで、廃墟を探索してよくある「あるある」っぽいものを、自分の探索備忘録がてら綴ってみたいとおもいます。なお、廃墟探索者はいろいろな目的・主義の方がいらっしゃるので異論もあるかと思います。特に、コスプレや撮影会によく使われるお洒落廃墟探索では当てはまらないものも多いかと思います……が、あくまで自分範囲の……ということでひとつ(^▼^;) 自分が行ってたのは結構前なので、少し自信がないところもあり、「?」つきですw

★廃墟探索でコワいものあるある よく「心霊現象とか起きそう!」など言われ、廃墟で怖い事といえばオカルト系の怖さメインで肝試しスポットと混同されがちですが、実際現地にいくとリアルにもっと定番の怖いモノがあります。

①傷んだ足場・手摺  ダイレクトな怖いモノ、ナンバー1がおそらくこれ系です(^w^;)。木造家屋の二階の床(特に畳)や階段、錆びかけたハシゴなんかは慎重に慎重を重ねて進むくらいが丁度かと。 釘が飛び出してたり、床板が腐ったりしてることもあるので、しっかり足元に注意して靴も厚底で、できるだけ足首くらいまでガード性能がある登山靴がオススメです。 ②蜂。特にスズメバチ  春~秋、特に夏場はスズメバチの活動が特に盛んになります。廃墟はその立地から(山野の中や、野ざらしの道沿いなど)蜂さんの巣が結構多く、巣を発見してもしなくても常に気を付けなければなりません。なので、蜂を刺激する黒い衣服やカバン、香水や香料の強い化粧品や整髪料などは基本避けたほうがいいかも。 ③ダニ。特にマダニ  こちらも、山野や緑に覆われつつある廃墟系では気を付けるべき小さな敵です。公園やそこらへんの藪にもいるので特に廃墟で…というわけではありませんが、あんまり肌の露出の多いラフな格好だと、たまに食われるのでご注意です。リイチは一回やられました;ダニも甘く見ているとライム病その他、結構重篤な感染症に繋がる奴もいますので…。 ※特に鹿が生息する山林のマダニにはご注意を! ④なるべくマスクマン。特に防カビ・アスベスト  廃屋の中、特に日本の廃墟探索ではなるべくマスク着用で。細かい粉塵やカビの胞子なんかがそれなりに飛んでいるので吸わないに越したことはありません。大量に吸わなければどうということはないので心配しすぎなくても一般的にはいいレベルですが、体調への影響には個人差がありますのでハウスダストアレルギーある人はマスク必須かと。 ⑤人。ノット霊。人  廃墟で一番出くわしたくないのが人……。いろんな意味で。同じ廃墟探索者以外は基本的に要注意です。自分は一度、小規模なZレーティング系VTR撮影のクルー(ものすご~く遠回しな言い方ですがw)と鉢合わせたことがありました。その時はいい方々;wだったので、開かない扉など協力して探索できましたが、こればかりは時と場合に寄りすぎます。海外……特にデトロイトなどの都市廃墟はこれが一番本当にまじでヤバイので、できるだけ現地ガイドか先輩ハイキャーの指示に従いましょう。 ⑥セ〇〇とか  ……(^∀^)!!その廃墟周囲の条件ステータスには気を付けましょう! ……という感じです。これら以外はそれほど怖くないかも。あとは、アクセス難易度が高い所が多いくらいでしょうか。持っていくべきものはカメラ・懐中電灯・マスク・携帯電話。そして何より同行の仲間!一人でいくのは基本的に避けましょう。  廃墟では『迷惑を掛けない』『壊さない』『持ち去らない』の三原則を守り、『写真』『探索の思い出』『頽廃美』の三つをしっかり大事に持ち帰りたいものです。  これから廃墟探検にいきたいな!という方もバンバン行きまくっている方も、どうぞこれらに気を付けて、よき廃墟ライフを!


 
 
 

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